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立てば灼焼?

ファーイーストの端っこ

ジェディ達の実家

物干し台にタイタニアの人影一つ


「いい天気ね。」

洗濯物を干し終え、クローサは空を見上げていた

(ほんとだねぇ。)

相槌をうつのはウェリ、サラマンドラである。


「あらウェリ、ジェディは?」

(レンジャーギルドの出張所に用事があるってさ、話が長そうだからアタシはこっちに来たのさ。)

「ジェディは無愛想っぽいけど、実は話し好きだものねぇ。」

(時々長いんだよアイツは、縁側の年寄りみたいだよ。)

やれやれ といった風に笑うウェリ


何をするでもなく、芝生の上に座り時間は流れる


「・・・二人で居ると思い出すわね。」

(あの頃の・・・事?)

「そ、私達が出会って、しばらくは二人で色んなトコ回った事とかね。」

(あ~・・・アタシは引っ張りまわされたって印象が強いんだけどね。)

「そうだったかしら?」

(そうだよ、「世界を見て回ろう。」って案はいいけど、いきなりノーザン連れてかれて。)

寒いのが苦手を通り越して最早弱点と言ってもいいサラマンドラを初っ端からノーザンへ連れて行ったクローサ

「最初にキツイとこ行っとけば後は楽かなぁと思っただけよ。」

(サラっと酷いわ。)


・・・


(寒い!寒い通り越して痛いぞクローサ!なんだってこんなトコ来るんだよ!)

「うっさいわね、各地見て回るって言ったんだから、どこから始めようがここに来るの。文句言わない。」


・・・

「あれ、兄貴は居ねぇのか。」

(おっと、デュレスじゃん。どったの?)

3兄弟の末っ子、ダークストーカーのデュレス

「あら?今日はティーエル一緒じゃないの?」

「何か聖堂に用があって1週間は戻らなんだとさ。」

近くにあった椅子に腰をかける。

「・・・で俺は緑盾軍の方に顔出して、家戻ってみたら二人が外に居たって訳。」

「お昼は?まだなら食べていきなさいよ、親子水入らずよー。」

(アタシは火だから気にすんな。)

「なんのこっちゃ。」






昼食を食べ終え、お茶タイム

クローサは食器を洗うため台所へ

「そういやぁさ。」

ウェリの方を見ながらデュレスが話し出す

(何?スリーサイズなら聞くなよ。)

「知ってどうする、そうじゃねぇよ。」


「まぁウェリの事を聞きたいのは確かだけど。」

(なんだ?)

台所のクローサに声をかける

「ウェリって母さんが使役してんだよねー?」

「そうよ~。ちょっと他のサラマンドラに比べたら個性的だけど、気に入ったから使役する事にしたの。」

(・・・褒め言葉として受け取っていいか悩むな。)

「そもそも何処で知り合ったんだ?ウェリの性格上、母さんのノンビリペース付いていきづらそうなんだけど。」

(あーそうか、アンタは知らないんだ。)

腕を頭の後ろで組み、天井を見つめながら語る

(昔のクローサは今の雰囲気とは全然違ったんだよ。)

「違うって、どういう風にさ?」

(まず口調が違う、もっとこう・・・ジェディに近い。)

「うぇ!?」

凄い驚きようである。

「バカに近いってアイツ結構荒いデデデデデデ!!!」

頭に激痛

「誰がバカだ、せめて兄貴を付けろよタコ。」

いつの間にか背後に居た男、ジェディ

(兄貴付けたとこでバカ兄貴だろ、おかえり。)

「お前に掴まれたら頭割れんだろうが、おかえり。」

「うっさいお前ら黙れ、ただいま。」

「喧嘩と挨拶が混ざってるわよ、おかえり。」

台所からクローサが戻ってきた


「ただいま、飯は食ってきたからお構いなく。で、面白そうな話してんじゃん。」

「あら、何の話してたの?」

(昔のアンタの事さ、口調から雰囲気から全然今と違うとかそういう話。)

「あの頃はあの頃よ~。」

照れるクローサ

(・・・絶対あの頃からは想像できんわ。)

「そんな凄かったのか?」

首を傾げるジェディ

「口調がお前みたいだったんだとさ。」

「うぇ?」

(あんたら兄弟でリアクション同じかよ。)

「そうねぇ、ジェディは若い頃の私に似てるかもねぇ。」

「将来母さんみたいな口調になったら笑うぃデデデデデデ!割れる!割れるー!」

「あーでも親父も言ってたな、母さんの若い頃に似てるって。」

アイアンクローをデュレスの頭に決めながら喋るジェディ

「でも実際、想像つかねぇな。このノンビリが人の形したとしか言い様が無いーデデデデデデデ!!」

「誰がノンビリが人の形してるって?」

元祖アイアンクローがジェディに炸裂

(親子だな・・・)


掴まれた頭をさする兄弟


「ウェリって昔、結構暴れてたらしいな。」

(誰から聞いた、そんな事。)

びしっ!とウェリを指差し

「YOU」

(アタシそんな話したか!?)

「ダウンタウンの酒場に飲み行った時にベロンベロンに酔っ払って。」

「飲むのかよ・・・」

「アタシはこう見えても昔は手つけられない程暴れててさぁ~。って、そのまま寝やがった。」

(一生の不覚だわ・・・)

こめかみを押さえて沈痛な表情を浮かべるウェリ

「大袈裟ねぇ。」

「まぁあれだ、白状しろ。」

ぽん とウェリの肩を叩く

(何をだ。)

「そんな暴れサラマンドラがどうして母さんに憑いてったのか、をだ。」

(字違わね?)

「馴れ初め?」

首を傾げる母

「ちょっと違わねぇか?まぁそんなような事だ。」

「昔話する程歳をとった覚えはないけど、まぁいいわ。」


何故、何処で二人が出会ったのか

母は語る





2009.05.01/Author:あぶくも
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2009/05/01(金) | 小説 | トラックバック(0) | コメント(0)

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